住宅診断・ホームインスペクションの注意点⑮原因特定調査

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住宅診断・ホームインスペクションの注意点⑮原因特定調査

住宅診断(ホームインスペクション)をすれば、住宅のことは何でもわかると思われていますが、残念ながらそうではありません。住宅診断にもいろいろなレベルがあるので注意が必要です。

国土交通省が発表している『既存住宅インスペクション・ガイドライン』では、ホームインスペクションを3つに分けて考えています。

一次的なインスペクションは、調査時点での住宅の状況を調査するものです。例えば雨漏れがあった場合は「2階の東側洋室の天井の南側に雨漏れ跡があります。」という報告になります。あくまで現状の報告です。

それでは雨漏れの原因はわからないではないかという人のために、二次的インスペクションがあります。これは「原因特定インスペクション」とも言われ、その雨漏れの原因や浸入経路の特定まで行います。これによって雨漏れを補修するためにいくら費用がかかるのかまでわかります。

三次的なインスペクションは「性能向上インスペクション」と言われており、耐震性能や断熱性能など住宅の性能をアップするために、現在使われている部材などまで詳しく調査するものです。それを基にしてどのような工事をすれば、どれだけ性能が上がるのかなどを調査します。

一言でホームインスペクションと言っても、このように分類されており当然費用も異なります。

依頼者ご自身が何を求めていらっしゃるのか?これを明確にして依頼されることをお勧めします。

ちなみに弊社住宅相談センターは、原因特定インスペクションは行っていません。ご依頼いただいた場合は専門の業者をご紹介しています。