大手ハウスメーカーの営業所長との話。
「最近は40年50年返済のローンを薦めている。返済総額は増えるけど、毎月の返済額が少なくなるので若い人でも高額の物件を買えるメリットがある。」
デメリットはないですかね?
「長期間の返済はデメリットかも知れませんが、若いだけに年収は将来上がって行くから繰り上げ返済すれば40年より前に完済できます。」
以上の話にはいろいろ疑問がありますが、一番の問題は「なぜこの営業所長はお客様が繰り上げ返済できるとわかったか?」ということです。
私達FPは住宅ローンを利用されるお客様の、ローンを借りた後の家計の分析=キャッシュフロー表を作ることによって、借入額が妥当か?変動金利の金利変動があっても大丈夫か?などを検証しています。
キャッシュフロー表を作って初めて、このお客様が繰り上げ返済ができるかどうかがわかります。(表を見ると一目瞭然)
しかし営業所長はキャッシュフロー表を作っている様子はありません。
どうやって40年より前に繰り上げ返済できるとわかるのでしょうか?
特殊な超能力があるとしか思えません。
住宅ローンを借りる前にはキャッシュフロー表を作りましょう!
そうすればいくらなら借りても良いか?どれだけ金利が上がると困るか?いついくら繰り上げ返済できるか?そしてその結果、何歳の時にローンを完済できるか?
これらがおおよそわかります。
