私事ですが、この時期は毎年執筆作業が立て込みます。なぜならテキストを何冊か執筆している関係で、その改訂作業が集中するからです。
特に税制改正は毎年のように行われるので、正しい情報を確認するのに一苦労。
そんな中、改訂作業をしていて改めて気づいたのですが、今年2023年は住宅購入にとっては、大変判断が難しい年になりそうです。
不動産価格や建築費が高騰して、販売価格が大変高くなっている中、長期固定金利型の住宅ローン金利が上がり気味。
また住宅ローン減税と親からの住宅取得等資金の贈与の特例は、今年がMAXの金額で、来年から縮小されることが確定しているからです。
住宅ローン減税の控除限度額は、来年から・・・
長期優良住宅等は5000万円から4500万円に
ZEH水準省エネ住宅は4500万円から3500万円に
省エネ基準適合住宅は4000万円から3000万円に
そしてその他の住宅(省エネ性が低い住宅)は3000万円から0円になります。(今年中に建築確認を得た住宅は2000万円)
贈与の特例は・・・
今年末までの贈与は、良質な住宅は1000万円、それ以外の住宅は500万円まで非課税ですが、それ以降は未定。
これらの制度をフルに利用しようとお考えの方は、難しい判断を求められます。
この影響をどう受けるかは、みなさまの所得額やライフプランによって異なります。
弊社ではそのあたりをシミュレーションした上で整理してご説明しています。
買うべきか買わざるべきか?一度ご相談ください。