自営業の方で住宅ローンの利用が難しいというお客様から、住宅ローンコンサルティング業務のご依頼をいただき、何とか借りられるように道筋を立てることができたので、弊社の仕事はここで終わりと思っていました。
ところが先日連絡が・・・
既存(中古)住宅の売買契約をしたのだが、重要事項説明書の説明を受け、契約書を読み合わせて、さあこれから署名捺印というときになって、仲介業者が「物件状況報告書」という書類を出して来て言うには、「この住宅は5年前にリビングの天井に雨漏れが発生しましたが、補修して、それ以後何事もありません。」とのこと。
契約当日、売主さんが目の前にいる今頃になって、そんな大切なことを言い出すなんて。
でも断る勇気がなくてサインしてきました。この住宅は大丈夫かどうか調べてほしいとのご依頼です。
事が事だけにすぐに住宅診断(ホームンスペクション)に行ってきました。
壁や天井の中を赤外線サーモグラフィで透視したところ、確かに該当箇所には熱反応がありました。おそらく補修した際、他のところと異なる材料を充てたことによる熱反応と思われますが、雨漏れが継続しているようには見えませんでした。
他には大きな問題はなかったので、「購入されるのに大きな問題はないと考えられます」とコメントしたところ、一安心されました。
この問題の教訓・・・
1.不動産の売買契約にあたっては、少なくとも数日前までには契約書・重要事項説明書・物件状況報告書・付帯物表の4点を取り寄せて確認しましょう。
2.できることなら契約の前に、住宅診断(ホームインスペクション)を実施しましょう。
実は今回、既存住宅購入にあたって利用できる「既存住宅売買瑕疵保険」への加入をお勧めしたのですが、これについても仲介業者から説明はなかったとのこと。
そこで弊社は、この保険加入のための現場検査も同時にする体制で現地に行ったのですが、不法に増築されていたため違法建築となり、そもそも保険加入ができないことも判明。
お客様の購入意思には影響しなかったものの、保険には加入できませんでした。
弊社では建売住宅や既存住宅・マンション購入を目指す方のために、「建物購入安心パック」というメニューを用意しています。
住宅ローンコンサル・資金計画・売買契約書類の確認・ホームインスペクションがすべてパックになっており、なおかつ住宅引き渡しまでの相談は何度でも無料で含まれています。(基本料金198,000円税込)
今回は当初住宅ローンコンサル業務のみのご依頼でしたので、もう少し積極的に営業しておけば、このような大騒ぎにならなかったと反省しています。
