良い土地がインターネットに出ない理由

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良い土地がインターネットに出ない理由

ここのところ土地探しのご相談が急増しているので、収納の話は後にして、土地探しの話をすることにします。

50歳代で終の棲家を新築するために、土地を探している方からのご相談。

自分もそれなりの年なので不動産業者の知人もおり、業者の体質も知っているつもりだが、さすがにこのご時世、インターネットでほとんどの情報を無料で見られるわけだし、昔のように物件情報を抱え込んで表に出さないという業者は通用しなくなっているでしょう。ネットで十分良い土地が見つかると思うよとおっしゃいます。

確かに多くの情報が直接一般の方に公開される時代になっていることは間違いありません。

しかし残念ながら、土地情報はいまだにネットに出ていない情報の方が多いと思います。私の肌感覚ですが、市場で取引されている土地のうち、ネットに公開されるのは20%もないと思います。

残りの80%はネットに掲載される前に、買い手がついて取引が成立するということです。

何故でしょうか?いろいろな理由が考えられますが、ここには日本の不動産特有の事情があります。

1.不動産は世界に2つと同じものがありません。(これは世界共通)
ですから、買いたいと思ったら、それを買わないと他に同じものは出て来ないということです。ネット通販で買えるような普通の商品を探すのとは違うということです。”この点は大変重要です”

2.専任媒介契約
地主さんが土地を売る場合、不動産業者と媒介契約を交わして売りに出します。
このときその不動産会社1社にだけ任せる売り出し方を専任媒介契約と言います。業者はこの契約を取れば、他社の介入を受けることなく自社単独で営業することができます。”この点も重要なポイントです”

つまり仮にA社が専任媒介契約で依頼を受けた土地を買いたかったら、どのような形でもA社を通さないと買えないということです。

3.仲介手数料
不動産業者Aが土地取り引きを成立させると、地主である売主はA社に仲介手数料を払います。(売買価格の3%+6万円と消費税)これを片手取引と言います。

仮に買主もA社のお客様だったとすると、A社は買主からも同額の仲介手数料をもらいます。これを両手取引と言ってA社にとっては大変おいしい取引になる訳です。”これは日本独自の仕組みで重要なポイントです”

さてみなさんがA社の立場なら、どちらの取引をしたいですか?当たり前ですが、両手取引を狙いたいでしょう。

土地情報をネットに公開するということは、一般の買主を探すことに役立ちますが、同様に同業他社にも見られてしまいます。ネットを見た他社が紹介してきた買主が購入することになれば、A社は片手取引になってしまいます。

したがってA社はできる限りネットのような同業他社も見ている媒体には、特に良い土地は掲載したくないのです。

このあたりの内情をご理解いただければ、ネットを見ても良い土地が出ないことをご理解いただけると思います。

逆に言えば、ネットに掲載される情報は片手取引でも良いから早く売ってしまいたい物件だということです。

結論として、本当に良い土地を探すには、できるだけ多くの媒介契約を握っている不動産業者を訪問すること。これが第1歩です。

いかがでしょう日本の不動産市場の特性をご理解いただけたでしょうか?

【要約すると】
世界に2つとない土地を買うためには、その貴重な土地の媒介契約を取っている不動産業者を探して訪問することで、業者ができるだけ両手取引になるようにすること。

50歳代のお客様には同様のお話しをしてご納得いただきましたので、弊社からまずは3社不動産業者をご紹介し訪問していただくことにしました。

次のステップの話は次回お話しします。