家づくりで住宅展示場を有効に利用する方法を書いています。
ここまでリアルな店舗である展示場へ行くことばかり書いてきましたが、最近は新型コロナ感染拡大防止の観点から、リアルな店舗が敬遠され、一部のハウスメーカーではオンライン打ち合わせで契約するケースも出てきているようです。
注文住宅のオンライン打ち合わせは、私がハウスメーカーに勤務していた時代(20年前)にも取り組んでいましたが、当時はまだネットで、高額な住宅の細かな打ち合わせをするということが普及していなかったので、なかなか成約に至らなかったと記憶しています。
時は流れて、最近家づくりをされる世代は若いころからネットを駆使して、買い物なども普通にする世代になっているので、注文住宅の打ち合わせもほとんど問題がないようです。
先日あるハウスメーカーの展示場営業の責任者と話していたら、「うちのネット商談の部署が、一度もお客様とリアルで面談することなく成約まで至ったらしい。信じられない。もう展示場は要らなくなるかも。」と言っていました。
それはそれでお客様が納得されていれば良いと思います。
が、何か問題が出るとすれば、使用する部材の質感とか色合いなど微妙な違いがネットでは確認できないというところでしょうか?
それ以外はおそらくAIでもやれる仕事になってくるでしょうし、営業マンと気が合わなければ、プチッを切ってしまえばよいという人も増えるでしょう。(そもそも営業マンが不要になります)
家づくりで最も多い「言った言わない」というトラブルも、AIがすべて記録しているので解消されるでしょう。
展示場内もVR(仮想空間)で体験できるし、面倒な記名もする必要がない。
近い将来展示場は不要になるかも知れません。リアルな仮面ライダーショーも見られなくなるのかあ・・・
あっ、住宅展示場の相談会やセミナーに呼んでいただいているFPも、現場での仕事がなくなるってこと?