住宅の瑕疵保険(建物の主要な部位と雨漏れを補償する保険)では、保険金支払い事案の90%以上が雨漏れということです。
ハウスメーカーや工務店の雨漏れに対する一般的な対処法は次のようです。
入居者が雨漏れしてきたと連絡を入れる。
数日あるいは数週間してアフターメンテナンスの担当者がやってきますが、見ても原因がわからないのでとりあえず様子を見ましょうと言う。
あるいは雨漏れしてきた箇所に応急処置をする。
すると雨漏れしなくなります。(漏れてきた箇所に封をするわけですから止まります)
しかし半年後にまた漏れてくる。(浸入の原因箇所に対策をしていないので漏れてくるのは当然です)
再び担当者を呼んで見てもらう。そして前回同様に漏れてきた箇所に対策。
これを何度か繰り返すと入居者も我慢の限界に達して大クレームに。
ほとんどのハウスメーカー・工務店がこのような対応をしていると思いますがこれは間違いです。
正しくは・・・
雨漏れしてきたと連絡すると雨漏れ対策の専門家が駆けつける。
雨が浸入したのではないか思われるあたりに水を掛ける「水掛け試験」を実施するとともに、室内側からは赤外線サーモグラフィで水がどこから浸入してくるのかを確認する。
すると実際に雨が漏れて来た箇所ではなく、5mも離れたところから浸入していたと判明。
浸入口に防水処置をして完了。
これならほとんど場合再発しません。
一度で直してくれたので入居者も感謝します。
この作業には費用がかかるのでハウスメーカーや工務店はやりません。
しかし何度も行ってトラブルになるより、最初から費用をかけてもこの作業をするべきだと思います。
雨漏れを侮ってはいけません。
