築100年を超える茅葺屋根の古民家のホームインスペクション(住宅診断)をしてきました。
茅葺屋根のと言っても室内はキッチンも風呂もトイレも現代風にリフォームされています。
残念ながらここは世界遺産ではないので、防火のために屋根が板金でカバーされており茅葺を見ることができません。
茅葺屋根の良いところは自然素材で通気を確保できるので断熱性に優れること。
分厚い茅のおかげで雨漏れが少ない。
囲炉裏から上る煤(すす)が付着して防虫効果を発揮することなどがあります。
しかし屋根は板金でカバーしてしまっていますし囲炉裏はありません。
膨大な量の茅を維持するための通気や防虫剤がないことになります。果たしてこの状態でどれだけ持つのでしょう?
葺き替えは不要なのでしょうか?そんなことはないと思いますが、板金を剥がして葺き替えするのでしょうか?
個人的には心配になりますが、依頼者は古民家に住むということはそういうことだと理解されているようでした。
