ネットニュースで「FPが語る間違った繰り上げ返済」という話が流れてきました。
定年退職して退職金が入ったので、住宅ローンの残債を一括返済(完済)したところ、すぐに本人が亡くなってしまった。
繰り上げ返済しないでそのままにしておけば、ローンは団信保険で完済されたし、繰り上げ返済に使った手元資金もそのまま温存できたのに。
この話の結論は「住宅ローンは団信が付いているので、安易に繰り上げ返済してはいけない」ということでした。
一見正しい結論のように見えますが正確ではありません。
繰り上げ返済は家計の「余剰資金」を使って行うもので、決して「日常生活資金」や「使用予定資金」を使ってはいけません。
この原則を紹介するFPは少ないです。
そもそもこの3つの資金を分類するには、家計のキャッシュフロー表を作成しないとできませんが、これを作成しているFPは多数派ではありません。
事例の人が本当に間違っていたのかどうかは、その人のキャッシュフロー表を見ないと判断できません。
住宅ローンを利用されている方は、必ずキャッシュフロー表を作成して家計管理をしていただきたいと思います。
それによって果たしていついくら位なら繰り上げ返済しても良いかがわかります。
