住宅新築で設計段階のお客様から「軒の出がない家は何か問題があるでしょうか?」というご質問。
この質問は本当に久しぶりです。
最近はキュービックキュービック型の四角い住宅が人気があり、軒の出はないものという前提で設計することが多いので。
屋根は陸屋根で、外壁には極力凹凸を設けない、いわゆるシンプルモダンというのでしょうか。
この場合軒や庇は凹凸になってしまうのでデザイン的にはない方が良いわけです。
しかし日本の風土には軒のない家はふさわしくありません。
1.風雨が直接窓に当たるので音がうるさい。
2.当然劣化も早くなる。
3.雨漏れの可能性が高くなる。
4.雨だれ跡が残り易い。
5.日照を室内に直接取り込むことになる。
このように挙げると、軒がない家はデザイン的に美しいという以外メリットはありません。
