既存(中古)マンションの購入を検討されているお客様からの依頼で、管理規約等を読みました。
中に「付則」という項目があり、ここには新築分譲時に売主業者が購入者に注意喚起した項目が書かれているようです。(結構たくさん書いてあります)
例えば「周辺環境は変化するので、今後もこの環境が続くとは保証できません」などという内容です。
その中に「設計図書を確認したうえで購入したことを承諾します」とあります。
設計図書は通常モデルルームに保管されており、希望すれば必ず見せてくれます。
しかし大変分厚い図書ですし、一般の方が見ても理解できないことが多いので、マンション購入時に設計図書を確認している方は少ないと思います。
ただこの付則にわざわざ書いてあるということは、入居後に「こんな設計になっているとは知らなかった」とトラブルになることが実際にあったことを示しています。
床や壁の厚さなどをめぐるトラブルが一番多いのではないかと推測します。
いずれにしても売主業者が注意喚起していることですので、できる限り設計図書を見られることをお薦めします。
今回はそのマンションを既存(中古)で購入されるので、余程問題はないかとは思いますが。