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長期優良住宅や住宅性能表示制度を利用するか?

国土交通省から、令和6年度の長期優良住宅の認定制度と住宅性能表示制度の利用状況が発表されました。

新築住宅に占める長期優良住宅の割合は39.3%(戸建て住宅、ただしマンションは1.8%)と伸びています。

制度が始まってからの累計で約169万戸が長期優良住宅ということになります。

住宅性能表示制度は、「設計性能評価書」の発行割合が34.2%とこちらも伸びています。

ただし住宅性能評価は「設計性能評価」と「建設性能評価」が揃って初めて意味があると考えています。

「建設性能評価書」の発行を受けたのは23.4%と、「設計性能評価書」と比較して少ない。

つまり差の約11%の住宅は、設計は長期優良住宅であるのに、建設(現場の施工)は長期優良住宅ではないかも知れないということになります。

住宅の販売現場では「設計で長期優良住宅の評価書を受けているのだから、現場はちゃんと施工しているはずなので結果として長期優良住宅になっている」という営業トークを使っています。

しかし施工現場を見ている立場からすると、必ずしも設計通り施工していない現場が多く見られます。

長期優良住宅を手に入れたいと思われるのでしたら、「建設性能評価書」まで取得されることをお薦めします。