当初資金計画をしたときより実際に借りた金利がかなり高かった。困った!という相談。
一般的な住宅ローンの適用金利は、融資実行時点の金利が適用されます。これは変動・固定にかかわらずそうです。
そのため資金計画をしたときから、住宅の完成・引き渡しまで期間が長く、その間に経済情勢が変化すれば計画と異なる金利が適用されます。
今回はたまたま金利上昇期に当たったため高い金利になったものです。(金利下降期なら低い金利になることもあります)
従って資金計画を立てるときは、融資実行時までの期間を考慮して上昇にも耐えられるように計画する必要があります。
ちなみに返済が始まった後の変動金利の適用金利は、一般的に毎年4月1日と10月1日の基準となる金利に基づいて7月と1月の返済分から変更されます。
今年の4月1日の金利は従前より上昇していたので、7月返済分から金利が上がるはずです。
金融機関から送られて来る「償還予定表」でご確認ください。
なおこの仕組みは一般的な場合で、金融機関によっては毎月変動型を採用しているところがあるのでご注意ください。