住宅の高気密化・高断熱化が進む中で、新築したばかりの住宅でカビが発生してトラブルになるケ-スが増えています。
昨日カビの除去工事をする会社の社長から、どのような住宅でカビが発生し易いかを聞いたのでご紹介します。
・冬場に基礎を造った
・基礎が完全に乾く前に1階の床を貼った
・基礎断熱
・基礎工事中に雨に打たれたにもかかわらず、十分乾かさなかった
・配線・配管が床を貫通している箇所を埋めていない
・エアコンの隠ぺい配管
・給気口と排気口の位置が悪く空気が滞留する箇所
・換気していない(24時間換気を止めている)
・地質が粘土質で水はけが悪い
・池や河川などに近く湿度が高い場所
カビ被害については、施工会社も入居者も十分な知識を持ち合わせていないため、知らない者同士の水掛け論になってしまうため大きなトラブルになり易いとのことです。
まずは専門家に診断してもらうのが一番だと思います。