入居したばかりの新築住宅でカビが繁殖し、建築会社との間でトラブルになるケースが増えています。
これを踏まえて昨夜はカビ対策の専門家をお招きして研修会を開催。
カビ被害が増えている理由として・・・
1.ZEH住宅など高気密の家が増えている
2.気象状況が温暖化・豪雨等による多湿化などで昔と変わっている
3.短工期化のため養生期間が短くなっている
4.入居者も建築会社もカビ対策について慣れていない
を挙げていました。
カビが発生するためには「栄養」「水分」「温度」「酸素」の4つの要素が必要ですが、このうち人が管理できるのは「湿度」だけです。
したがってカビ対策は湿度を下げるのが一番ですが、これをしないために何をやっても再発して、そのうち大きなクレームになるわけです。
また人の生活スタイルを変えることも難しいので、結果として最も即効性のある対策は除湿器を設置することだと言います。
床下なら床下専用、小屋裏なら小屋裏専用の除湿器を設置し、風が滞留するような箇所があったら換気扇で空気を攪拌します。
これでほぼ100%解決するようです。
あとは新築時の基礎工事の際に、コンクリートを打設した後に長期間養生・放置して水分をできるだけ抜くことも効果がありますが、近年は短工期化によってコストダウンしている会社が多いので、これは発注時に相談する必要があります。
また大工さんが入って作業しているときに換気扇を回しておくことも有効です。
このような対策をしておけば被害を抑制できますが、万一被害が出てしまった場合は、専門業者に依頼して駆除する必要があります。
