遅ればせながら4月1日から、住宅の省エネ基準(断熱性)適合が義務化されます。
本来2020年にスタートする予定でしたが、建築会社や建築士の準備ができないということで延期されていたものです。
それだけ日本の住宅の断熱性能は遅れているということでもあります。
これによって4月以降設計上の断熱性能は、すべて一定(最低)基準を満たすことになります。
あとはより性能が高い住宅を目指す建築会社・建築士かどうかという競い合いになります。
さて問題はここからです。
設計上数値的に基準を満たしたとしても、施工現場が設計図通り工事しなければ、期待する性能は出ません。
施工現場を見ている立場からすると、断熱材の施工状況には建築会社によって大きな差があります。
設計上は素晴らしい性能であったとしても、施工がこれでは性能は劣るという現場は多く見られます。
・断熱材に隙間がある
・厚さが不足している
・断熱材があるべき箇所にない
・断熱材が防湿シートからはみ出している
これらは是正をお願いすれば直していただけるのですが、是正をお願いする人がいないと、残念ながら期待した性能はないと思っていただいた方が良いと思います。
