最近は20~30歳代の方を中心に50年返済の住宅ローンを利用する方が増えています。
従来は35年返済が一般的でしたが、返済期間が延びる分毎月の返済額が少なくて済むのがウケているようです。
例えば1,000万円を借りる場合を全期間固定金利の【フラット35】と【フラット50】で比較してみましょう。
35年返済 1.89% 毎月返済額 32,564円 総返済額 約1,368万円
50年返済 1.99% 毎月返済額 26,323円 総返済額 約1,579万円
50年返済の方が毎月返済額が6,241円安くなりますが、総返済額は211万円多くなります。
生涯収入が変わらないとすると、50年返済の211万円の負担増は不利になります。
ただし差額6,241円を運用に回せる人は、金利差が0.1%しかないので、それ以上で運用すればカバーできるかもしれません。
しかし実際に借り入れている方は、毎月返済額を払うのが一杯で運用に回す余裕はないという方が多いようなので、結果としては不利になると考えられます。
50年返済を利用することを否定するものではありませんが、いずれにしても住宅ローンを借りた後の家計がどう推移するかをキャッシュフロー表を作成して確認することから始める必要があると考えます。
キャッシュフロー表の作成は弊社住宅相談センターにお問い合わせください。
