住宅を解体する場合、複数の解体業者に見積もりを依頼すると思います。
そして最終的には価格を見て、もっとも安い業者に依頼することが多いでしょう。
しかし私が知る限り、価格だけで解体業者を選ぶと何かしらのトラブルが発生します。
先日も弊社が紹介した解体業者より2割ほど安い業者を選ばれた施主様から、とんでもないことになったと連絡が入りました。
対象住宅だけでなく、お隣りの庭の大切な木を数本伐採してしまったり、養生をしっかりしなかったので、お隣りの浴室(運が悪いことにそこは温泉施設でした)が埃だらけになってクレームを受けたとのこと。
お隣りさんは現地の作業員に抗議したが、日本語がわからない中東系の人だったので、施主に直接連絡が入ったとのことです。
近年解体業者には中東系の外国人作業者が増えており、同様のトラブルが増えています。
そうした業者は、本来ならアスベスト対策をしなければいけないのに行っていなかったり、廃棄物の分別をしないで違法投棄することでコストを下げているので安く見積もりを出すことができるのです。
すべての中東系作業員がダメとは言いませんが、少なくとも現場に日本語が理解できる作業員がいない業者はダメです。
ちなみに弊社が紹介している業者も現場に中東系の作業員がいますが、全員日本語が堪能できちんと管理されています。(公共事業にも関わっています)
解体はクレームと隣り合わせの仕事です。施主にクレームが来ないように管理されている業者を選ぶと、そう安くはできません。