「注文を住宅を建てるのは一世一代の夢」という時代に終わりが近づいています。
例えば平成29年と令和5年を比較すると、注文住宅は282,111戸だったのが224,352戸に減ったのに対し、分譲住宅(マンション含む)は平成29年248,495戸が令和5年246,299戸とほとんど変わっていません。
これは建築費が高騰していることも理由に上げられ、企業努力でコストダウンを図っている分譲住宅の方がコスパも良いことも理由に挙げられます。
またいろいろ打ち合わせして1年がかりで建てた注文住宅と、分譲住宅がそれほど設備・間取り・グレードで違わないこともあるでしょう。
さらに最近は若い施主様から「打ち合わせするのが面倒」という声を聞くようになりました。タイパの時代にふさわしい意見です。
これを受けてハウスメーカーは、建売分譲住宅の割合を増やしたり、企画住宅(間取りプランが決まっている住宅)の提案を強化しています。
特別な間取り・仕様の住宅を希望しないのであれば、こうしたプランを検討することも良いでしょう。
まずはご自身の希望に合った家づくりの進め方を検討すると良いでしょう。