宅地建物取引士に住宅の説明を期待してはいけません

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宅地建物取引士に住宅の説明を期待してはいけません

既存(中古)住宅の購入を検討しているお客様からの相談。

「仲介業者さんに建物の説明をしてほしいと言っても、ほとんどしてくれない」「不動産業者ってそんなものなのでしょうか?」

断熱性はどうなっていますか?(図面を取り寄せて確認したところ、外壁は高性能グラスウールで特に断熱性が高い仕様ではありませんでした)

バルコニーの防水工事はそろそろやらないといけないでしょうか?(写真を見る限りFRP防水が劣化しており補修時期と判断しました)

などの説明を求めたそうですが、「築23年の積水ハウスの家ですから大丈夫でしょう」という回答しかなかったとのこと。

積水ハウスだろうと何とか工務店だろうと、23年も経過していれば何かしらの補修工事が必要になると思いますが、現物を見ても的確な判断ができない。

宅地建物取引士は宅地と建物のプロと考えられますが、建物のことはほとんどご存じないと思っておいて間違いはありません。

宅建試験でも建物の問題は最大1問しか出題されません。

宅建士に過度な期待を持たないで、建物のプロ、例えば建築士さんなどに同行を求めてアドバイスをもらわれることをお勧めします。

弊社住宅相談センターにおいても、土地以外に建物のアドバイスを行っています。ご利用ください。