長期優良住宅にお住まいの方は、各種減税などのメリットを受けていらっしゃると思いますが、これには「義務」が伴っていることをご理解いただいている方は少数のようです。
長期優良住宅の認定を受けるためには、一定基準の品質をクリアする必要がありますが、その他に完成後定期的に維持保全する義務を果たさなければなりません。
認定申請書には、完成後30年間にわたってどうように維持保全するかの計画と、そのための費用をどのように賄うかについて記載しています。
この認定書を確認されていない方が多いと思います。
先日ご相談いただいた方は、4000万円の建築金額に対して「毎年45万円を積み立てる」と書いてることをご存じありませんでした。
「住宅ローンの返済だけでも一杯なのに、将来の修繕のために毎年45万円も積み立てるなんて無理」とおっしゃっていました。
建築会社が相談もなく申請したこととは言え、それを基に認定を受けた訳ですから、まったく積み立てないということはできないと思います。
長期優良住宅とは、一定品質の住宅を適切な維持保全することで長持ちさせ、そのために減税などのメリットを与える制度ですから、修繕費の積み立ても申請通りしていただきたいと思います。
