今月10月実行分の住宅ローン金利が出揃いました。
すでに予定されていたように短期プライムレートが上昇したことから、それに連動する変動金利型ローンがほとんどの金融機関で0.15%上昇しました。約15年ぶりの上昇です。
ネット系の銀行は、すでに上昇していたので、これでほとんどの金融機関が上昇したことになります。
その中で三菱UFJ銀行とみずほ銀行は変動金利を据え置きました。
両行も短期プライムレートに連動する形で変動金利を決定していますが、企業努力で上昇分を吸収し、金利を据え置くことで顧客を獲得するという戦略のようです。
さて変動金利上昇と言うと、現在変動金利で借りている方で固定金利への借り換えを検討される方が増えると思いますがどうでしょうか?
現在の経済情勢で短期金利が一方的に上昇することは考えられません。
場合によっては、再び低下することも考えられます。
ここは慌てて借り換える必要はないと考えますがどうでしょう?
住宅ローンの長い返済期間中の金利は誰にも予想できません。