良い家を建てるためには、どのような人が必要になるでしょうか?
もちろん大工さんや左官屋さん、設備屋さんがいなければできないのですが、それを統率する人が重要になります。
最低限現場に必要な人は・・・
1.監理建築士
設計図通りに現場ができているかを確認し、必要があれば是正・指導する人で建築士資格者。これは法的に決まっているのですが、現場に居るところを見ることはほとんどありません。
もちろんちゃんと現場に来る真面目な建築士さんもいますが90%出てきません。
これでは良い家はできません。
2.現場監督
工事の段取りを手配・指示する人。
資材の搬入をいつにするか?どの職人さんをいつ投入するか?原価管理・安全管理などをする人で、この人の能力によって家は良くも悪くもなります。
しかし監理建築士が現場に出て来ないので、現場監督がこれを兼任することになります。
これでは自分で造っている家の監理を自分でするに等しいので、良い家ができるはずがありません。
本当に良い家を建てるには、監理建築士がきちんと現場を監理し、能力がある現場監督が職人さんをうまく使えること。これが重要になります。
が、現場がそうなっているのは少数派です。