仲介業者(全員「宅地建物取引士」資格の保有者)の研修会に出てきました。
参加者が異口同音におっしゃるのは「自分たちは土地については詳しいけど、建物のことはさっぱりわからない」ということです。
自社で建売住宅の分譲でもしていない限り、建物に詳しい宅地建物取引士は少ないと思います。
研修では大手ハウスメーカーX社で3000万円で建てた住宅を、22年後に売るときの査定額を出しましょうという問題が出ました。
ほとんどの参加者が「価値はゼロ」と答えました。
日本の不動産業者は、住宅の品質・性能・維持管理状態にかかわらず、築年が22年を超えると木造住宅の価値はゼロと査定します。
それでも「売主さんが少しでも高く売ってほしい」というと、希望の価格で売り出しますが、セールスポイントとしてはせいぜい「X社の家です」と書く程度です。
この家がいかに優れているか?それによって売り出し価格がこうなっていると説明できる仲介業者はほとんどいません。
難しい説明をするくらいなら、売り出し価格を下げて早く売った方が儲かると考えていると思います。
これが実態なので、自宅を少しでも高く売りたいなら、その家の性能・品質・維持管理状態を理解して説明できる仲介業者に売却依頼する必要があります。
それを確認するには「X社の住宅の特徴は何ですか?」と質問すればすぐにわかります。
