変動金利より固定期間選択型住宅ローンに注意

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変動金利より固定期間選択型住宅ローンに注意

金利上昇が取りざたされる中、変動金利型住宅ローンの金利の動向を心配する声が多いようです。

ただ多くの変動金利型には、5年ルールや125%ルールがあるために、金利が上昇したからと言って、直ちに返済額が跳ね上がって返済不能になることがありません。(総返済額が増えることはあります)

それより金利上昇の影響をもろに受けるのは、固定金利期間選択型の方で、これには十分注意が必要です。

このタイプは、借り入れ当初に「当初期間引下型」と「全期間引下型」の2つのうち、どちらかを選んで借りているはずですが、これを選んだという記憶がある方は少数派です。

特に「当初期間」の方は、当初期間の金利が大幅に引き下げられているかわり、固定金利期間終了後の金利が大きく上昇するようになっています。

当初の返済額の低さに注目してこちらを借りた方は、固定金利期間終了後に大幅な返済額の上昇に直面する可能性があります。

現在ご相談いただいているお客様は、10年前に10年固定金利期間選択型を金利1.3%で借り入れ、今年11年目からは2.8%に跳ね上がります。

銀行から連絡が来てビックリということでご相談にいらっしゃいました。

この場合、条件を満たせば借り換えで対応できますが、例えば病気をして団信に加入できないとか、転職したばかりとか、配偶者が退職して収入合算できないなど、借りれ条件を満たすことができなければ、そのまま2.8%で返済することになります。

十分ご注意ください。