住宅ローンの借り換えを検討されているお客様から「今検討している金融機関で問題ないでしょうか?」という相談。
確かに金利は低くネットの比較サイトでは上位に来る金融機関です。
新規の借り入れの場合は、この金融機関でも良いと思いますが、借り換えの場合、残り返済期間によって必ずしもこの金融機関が良いとはなりません。
何故なら「融資手数料」が融資額の2.2%となっており、例えば3000万円の借り換えなら66万円必要になります。
これに対して一般的な金融機関なら「事務手数料」が5.5万円で保証料が約2%になります。
残り返済期間が35年ではなく、今回の場合は22年ですので、果たして返金されることのない多額の「融資手数料」を払うのがベストか?この検証をする必要があります。
また、残り返済期間中に繰り上げ返済することができれば、保証料は一部返金されます。
このご相談者が繰り上げ返済できる人かどうか、この判断も必要になります。
これを判断するためには、借り換え後のご相談者の家計がどうなっていくのか?シミュレーションする必要があります。
ということで、まずはお客様の家計のシミュレーション(キャッシュフロー表)を作成することから始めます。