来月『中古住宅・マンションを買うときの注意点』というセミナーを担当することになったのでレジュメを作っています。
その中で「気に入った物件に出会ってから引き渡しを受けるまで、早くてどの程度のスピードで手続きが進むか」ということを書き出したのですが・・・
1.物件見学
2.【見学当日】購入申し込み(購入価格や引き渡しまでの期間、その他の条件を確定)
3.【購入申し込みから2日】売主の合意(売却の承諾)
4.【購入申し込みから3日程度】住宅ローン事前審査申し込み
5.【事前審査申し込みから3日程度】住宅ローン事前承認
6.【購入申し込みから7~10日】重要事項の説明と売買契約締結
7.【契約から3日程度】住宅ローン本審査申し込み
8.【本審査申し込みから10日程度】本審査承認
9.あとは条件整備が終われば引渡し。
早ければ1~2ヶ月で不動産が自分のものになります。
このように早く進まないにしても、購入決断から売買契約締結までは2週間以内に進むと思われます。
この中で住宅ローンを選び、重要事項の説明を受け、売買契約書を読み合わせるのですから、一般の方は本当に理解できたかどうかわからないというのが実情だと思います。
そこで少なくとも不動産業者に相談に行ったときに、重要事項説明書と売買契約書のひな型だけは取り寄せて一読しておくことをお勧めします。
これをしておかないと、あれよあれよと言う間に契約が終わっていた。住宅ローンが決まっていたということになりかねません。
住宅相談センターでは、セカンドオピニオンとして早いスピードで進んでも大丈夫なように不動産の購入者のサポートをしています。是非ご利用ください。