不動産の購入を決断するとき、価格をはじめ購入条件を詰めないといけませんが、一般の方には一生に一度あるかどうかというシーンですから、いろいろ悩まれると思います。
交渉でよくある間違いは、条件を後から後から出してしまうことです。
「価格をいくらにしてください」
「引き渡しは6ヶ月後にしてください」
「エアコンを付けてください」
「ホームインスペクション(住宅診断)をしてから買います」
「重要事項説明書を先に読ませてください」
などなど、いろいろな購入条件を出すのは良いですが、小出しにするのはいけません。
価格を要求通りにしてあげたのに。
引渡しも6カ月後にしたのに。
エアコンも付けてあげたのに。
この期に及んでホームインスペクションかよとなってしまいます。
購入条件はすべて一発で出しましょう。
そしてそれがすべてクリアしたら、即座に契約締結する。これが大切です。