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住宅新築で残工事が残ったまま引渡しを受けると・・・

3月末までの完成・入居のスケジュ-ルで住宅の新築をされている方も多いと思います。

注文住宅の場合、どうしても手直し工事を残したまま引渡しを受けることが出てきます。

この手直し工事がキズや汚れ程度の軽微なものであれば、入居して生活を始めても困らないのですが、ドアがない・配水管がつながっていない・リビングの壁紙がないなどになると問題です。(これらは現在弊社のお客様に起こっている事態です)

こうしたトラブルを防ぐにはどうすれば良いでしょうか?

理想を言えば、すべての工事が完了してから引渡しを受けるというのが一番ですが、3月末までに入居して4月からの新生活を迎えたいとなるとそうはいきません。

そこで残代金の一部を払わないで引渡しを受けるという提案をよく聞きますが、これはダメです。

法的には建築の引渡しと代金支払いは同じ債権債務と考えられているので、一部の代金を払わないとお客様が債務不履行で訴えられることになります。

代金は全額払ったうえで、残工事がいつまで経ってもしてもらえないと建築会社の債務不履行を訴えるなら大丈夫です。

またこれらを同時に相殺する方法もあります。

いずれにしても一方的に代金支払いを留保するのはいけません。

ここまでの話は理屈をお話ししたものですが、そもそも工期には余裕を持って、完成したらすぐに入居するというようなタイトな工期で契約しないことが一番です。