住宅の断熱性にこだわりたいという方が増えてきました。
このブログでは何度か書きましたが、確実に住宅の断熱性を確保するためには・・・
1.設計段階で、建築士からどの程度の断熱性能になっているかの説明を受ける。
2.工事がその通りに実施されているかをチェックする。
この2点が必要になります。
例えば、今週拝見した住宅では、浴槽がリクシル社のものになっていましたが、リクシル社の場合、浴槽を断熱仕様にするためには「JIS高断熱浴槽準拠」の「サーモバスS」をオプション追加しなければなりません。
あるいはオプション追加しなくても、浴槽下の基礎を断熱して人通口をふせげば、通常の断熱仕様になります。
どちらになっているか確認するには、設計図面を見れば良いのですが、必ずしも図面に明記してあるとは限りません。
その場合は実際に浴槽の下に潜って見るしかありません。
今回の場合、実際に潜ったのですが、それでもわからなかったので、設計した建築士さんに問い合わせて、見積書で確認してもらうことで、オプション追加されておらず、基礎断熱もしていなかったということで、追加補修することになりました。
ということで、断熱性は設計だけでなく、工事の状況を確認して初めて確実に確保できるということになります。