先日(2月2日)、新築住宅でも断熱材を入れ忘れている箇所があるという話を書いたところ、他にも忘れやすい箇所はありませんかという質問をいただきました。
先週完成検査に行った現場は・・・
床下断熱を採用している=基礎回りに断熱材がないタイプでした。
ということは基礎内部は外気に触れる部分になるので、床下に断熱材を隙間なく貼ることになります。
ここまでは良いのですが、浴室はどうなるでしょう?
ユニットバスの下は基礎の内部なので外気に触れる部分になり、高性能断熱浴槽を使って断熱材の代わりにするか、浴室の基礎回り全部をすべて断熱材で覆うか、どちらかになります。
基礎回り全部と言っても、浴槽の点検のため人通口だけは開いているので、ここを塞がないといけません。
この部分は一見穴が開いており断熱材で塞ぐ必要があるように見えないので、断熱材を入れ忘れることになります。
床下の冷気や暖気が浴槽下から上がって、想定した断熱性能を損なうことになります。