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断熱材はグラスウールより吹き付けに限る

3月完成に向けて住宅新築工事が真っ最中。最近は断熱材工事の検査の依頼を多くいただいています。

断熱材で最も多く利用されているのはグラスウールですが、これは職人さんの手によって仕上がりに相当差が出ます。ロックウールも同様です。

正直完璧にできている現場はほとんどないと言って良いと思います。(完璧な断熱材の施工については、少なくとも大工さんが国土交通省の断熱施工実技研修会を受講したことがあるかを確認ください)

せっかく省エネ性・断熱性を重視して新築しても、設計図上は問題ないとしても現場が完璧に施工していないと想定の数値が出ません。

それに対して吹き付け断熱は、施工を工務店ではなく専門業者が行うので精度が高い。

確かに担当する吹き付け職人によって精度が異なることはありますが、弊社が関与する現場の場合、事前にこのように施工してほしいとリクエストを出しておくので、問題が出ることはありません。

実際この一週間で診断した吹き付け断熱の現場は2棟とも完璧でした。(グラスウールとロックルールの現場は、相当箇所の指摘が出ました)

省エネ性・断熱性にこだわって家を建てたいという方は、まずは吹き付け断熱を選択されることをお勧めします。

またどうしてもグラスウール・ロックウールを採用される場合は、断熱工程だけでも第三者検査を入れられることをお勧めします。