国土交通省中部地方整備局から情報をいただきました。
今回の能登半島地震で倒壊した家屋が多かった理由は、何と言っても高齢化が進んだ地域で前回の地震で倒壊しなかったものの、補修する予算がない。
高齢者だけが住んでいるので補修する意欲が低い。
空き家が多いなど何も対策をしていなかったところに、第2波が来たためということです。
したがって倒壊家屋の数の割には死者が少ない。(申し訳ありませんが、死者の8割ほどが圧死か窒息死ということですので、家屋の倒壊が大きな原因と言えますが)
この教訓として・・・
1.一度地震に見舞われた家屋は点検・補修すること。
2.空き家といえども適切に維持・管理しておくこと。
3.高齢者のお一人住まいは極力避けること。
が挙げられますが、言うは易しですね。