今週の週刊ダイヤモンドは、『インフレに勝つ!マンション売買・管理』という特集です。
そのうち管理の部分では、最近マンション管理に興味がない住民が増えており、第三者管理(住民の代表の理事会でなく管理を専門に行う会社に任せる)を採用する管理組合が増えていると書いています。
よく「マンションは管理を見て買え!」と言われますが、残念ながらその管理に関わろうとする住民さんがいなくなってしまいました。
そして遂には管理そのものを第三者に委託するにまでなっています。
記事によると新築分譲時に「なぜこのマンションを買ったのか?」というアンケートで、「第三者管理だったから」という回答が4割もあったとのことです。
第三者管理をよく知る専門家に聞いたところ、住民の干渉やチェックがないため管理会社の言いなりになっているのが現状で、大切な修繕積立金が無駄遣いされているとのことです。
第三者管理にはメリットも多いと思いますが、自分の住まいについてまったく無関心であることは、将来の資産価値に影響してくると思います。
これからマンション購入を検討される方は、この特集をご一読いただき、マンションの管理とはどんなものかを確認していただきたいと思います。