私の家の隣で住宅の新築工事が行われており、建物は完成し先日入居されましたが、外構工事はまだ進行中です。
おそらく外構工事はハウスメーカーと契約せず、施主様が直接外構業者を手配さ れたものと考えられます。
ハウスメーカと契約すると、どうしてもメーカー利益が乗るので30%前後高くなります。これを避けるために外構工事は直接専門業者と契約される方も多いと思います。
昨日その現地で職人さんが集まって相談をしています。
小耳に挟んだところでは・・・
雨水枡が高めに設置されており(ハウスメーカー工事範囲)、外構業者が砂などを入れ、コンクリートを打設した後のレベルに合わせようとする(外構業者の工事範囲)と、桝をカットして高さ調整しなければならないようです。
そのための費用を見積もっていなかったので、どうするということのようです。
ハウスメーカーの工事範囲と外構業者の工事範囲は、このようにダブルことがあります。
したがって建物と外構を別の業者に発注するときは、重なる部分について両社で協議し、うまく納まるように工事を分担しなければなりません。
しかし所詮は別の業者で顔を知っているわけではないので、十分協議しないことが多いのです。
結果このようなことになります。
本来ならハウスメーカーが最終的な(外構が終わった)レベルに合わせて桝を設置する。こうすれば追加費用は掛かりません。
工事を分離発注する場合は十分ご注意ください。