新築建売住宅の売買契約に立ち会ってきました。
売買契約書の読み合わせの前に、宅建士から重要事項説明書の説明がありました。
最後に宅建士が「何かご質問はありますか?」と聞いたところ、買主さんは「ありませんが、何を質問して良いかわかりませんね。」とのこと。
おそらく多くの買主さんは同じ感想を持たれると思います。
説明している宅建士も十分理解していないような専門用語が十数ページにわたって書かれているので、素人さんは絶対にわからないと思います。
弊社は100%理解することは難しいとしても、「何を質問して良いかわからない」ということだけにならないようにサポートする会社です。
重要事項説明書は通常売買契約の当日に説明されますが、これでは絶対に理解できません。
そこで少なくとも一週間前までに取り寄せて一読していただくようにお願いしているのですが、仲介業者はなかなか出してくれないのです。
先日の建売住宅は、少しイレギュラーなことがあって詳しい説明が必要な物件でしたので、読み込む時間が欲しかったと思います。
その時間がなかったので立ち会ったのですが、最初私ですら理解できなかった注意点が説明されました。
このようなイレギュラーな点があるときは、なおさら時間をかけて説明する必要があります。
これでは買主さんが可哀そうだと思いました。