表題のようなご相談がありました。
照明・窓かけ・外構・エアコン・解体工事等は、住宅新築時に必要な工事ですが、住宅本体を建てるハウスメーカーに依頼しなければならないという訳ではありません。
しかし本体工事の打ち合わせの流れの中で、知らぬ間にそれらの打ち合わせが始まっており、はたと気づいて上記のような質問になる訳です。
これらの工事をハウスメーカーに依頼する場合、メリット・デメリットがたくさんあります。いくつか挙げると・・・
メリット
1.統一感があるコーディネート提案をしてもらえる。
2.工事費の支払い窓口が一本にできる。
3.保証やアフターメンテの窓口もハウスメーカー1社に絞ることができる。
4.最終代金支払い後に、すべて完成していてそのまま入居できる。
デメリット
1.これらの工事はハウスメーカーではなく下請け業者が担当し、そのためハウスメーカーの利益が25~35%(会社による)乗った金額になる。
2.インテリアコーディネーターの成績が歩合制になっているハウスメーカーがあり、必要以上の提案を受けることがある。
3.自由に部材が使えるとは限らない。(ハウスメーカー提携の部材から選ぶこともある)
以上をまとめると、自分でコーディネートできて、工事代金の支払い(複数業者へ分割支払い)ができるのであれば、ハウスメーカーを外しても問題ないと思います。