現在住宅新築の計画中で、ハウスメーカーから250万円の値引きの提案を受けたが、妥当な金額でしょうか?というご相談。
注文住宅は1邸1邸、立地や間取り、仕様、設備が違うので、何をもって妥当とするかは相当難しい問題です。
値引きを期待されるのであれば、実はハウスメーカーとの初回面談から営業担当者のトークに対する準備をしておく必要があります。
今回の場合は見積もりが提示された後でしたので、打つ手は限られます。
多くの方が、ハウスメーカーの営業担当者は住宅のプロだと思っていらっしゃると思いますが、それは間違いです。
彼ら彼女らは住宅のプロである前に営業のプロなのです。お客様をいかに成約まで持って行くか、そのノウハウはたくさん持っています。
その営業のプロから最終局面で大きな値引きを勝ち取ろうと思うのであれば、初回面談から仕掛けておく必要があるのです。
ご相談者に「その担当者は若いですね?」と確認したところ、「相当若かったです。」とのこと。
そうでしょう。
何故ならベテラン営業担当なら、こう言ったはずです。
施主「値引きしてくれませんか?」
営業「なかなか難しいですね。ただそれほど弊社を気に入っていただいているのでしたら、一度上司に掛け合ってみます。(施主様は)いくらまで値引きしたらご契約いただけますか?」
施主「○○万円になれば・・・」
営業「わかりました。掛け合ってきますので、その金額になったら明日契約していただけますね。」
これが営業のプロです。施主様はもう逃げられません。
今回のご相談は250万円値引きますと言っただけで、その後の詰めがなかったので、若い営業だったとわかります。
これなら更なる値引きも期待できると考えられます。
弊社住宅相談センターでは、値引きを最大限にするためのハウスメーカーとの商談の進め方をアドバイスしています。ご利用ください。