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陽当たりを確保するために天窓をつける

住宅の設計上、陽当たりが十分行き届かない部屋などができてしまう場合、屋根に天窓を設置することで明かりを採る方法があります。

中には数か所もの天窓を設置しているプランも見受けられます。

これについて、住宅診断(ホームインスペクション)をしている立場からすると、あまりお勧めできません。

理由は・・・
1.天窓の施工状態によって、雨漏れが発生しているケースが大変多い。
最近は雨漏れに対して優れた天窓も増えていますが、現場で施工する人の能力が十分ではないので、性能が100%発揮されているとは言えません。

2.天窓部分の断熱性が十分ではないので、天窓そのものや周辺の壁に結露が発生するケースが多い。

3.天窓の清掃がしにくい。特に高齢者にとって。

以上の理由によって天窓はお勧めできません。

どうしても設置しなければならないときは、この3点をご理解いただいたうえで設計してください。