住宅ローンの借り換えと言えば、利息を軽減するために金利が低いローンに借り換える=総返済額を減らすための借り換えが一般的かと思います。
もう1つは、現在変動金利型を利用していて、今後金利が上がりそうと予想した場合、固定金利型に借り換えて金利上昇リスクをできるだけ回避する借り換えもあります。
この場合、返済総額は増える可能性があります。
ところが最近は、この2つ以外の目的で借り換える方が増えてきました。
今利用している住宅ローンには、がん団信や疾病特約付保険が付帯していないので、借り換えることでそれらの保険を利用できるようにしたいという要望です。
今計算しているケースは、総返済額は少し増えてしまうのですが、保険が付帯できるなら、そちらの方がありがたいという方です。
このことの是非を判断するのは難しいと思いますが、ご相談者の要望が強いので、そのようなローンを探しているところです。
住宅ローン選びも難しい時代になりました。