住宅新築の施主支給はトラブルが多い

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住宅新築の施主支給はトラブルが多い

この一週間で、施主支給に関する同じようなトラブル相談が2件ありましたのでご紹介します。

住宅新築時には多くの場合、建築業者が部材・設備等を仕入れて建築しますが、稀に施主さん自身が一部の部材や設備を提供して建築してもらうことがあります。これを施主支給と言います。

弊社では基本的に施主支給はお薦めしません。その理由を挙げます。

1.建築業者が使い慣れていない部材・設備の場合、施工ミスが起きやすい。

2.建築業者の保証範囲が明確にならない。
支給した部材・設備は、当然保証範囲から外れますが、問題はその範囲がどこまでなのか決めるのは相当難しいです。

3.建築現場に納品された部材の保管責任は、いつまで誰が負うのか?

施主支給のトラブルは、まとめて言えば、以上のどこかに該当することがほとんどです。

特に施工がうまくいかなかったケースでは、入居後にもトラブルが発生し、その補修責任は誰が負うのかが問題になります。

どうしても施主支給したいということでしたら、できる限り建築業者に仕入れてもらって、業者の全面的な責任において施工すれば良いと思います。

ただどうしても業者が仕入れることができない、あるいは価格が合わないということで施主支給になってしまう場合は、上記のような注意点があることをご理解ください。