昨日はある企業の社員様向け家づくりセミナーの講師をしてきました。
話のテーマは『よい土地の見方・探し方』
最近はネットの検索サイトで土地情報を探される方が多いと思いますが、私の肌感覚では世間で取引されている土地のうち、検索サイトに掲載される土地はせいぜい30%程度ではないかと思います。
残りの70%はネットに載る前に契約が成立します。
結論として「本当に良い土地を探したいのなら、売主から売却を依頼された仲介業者に直接当たるのが一番」という話です。
その方法については今回は触れませんが、なぜそう思うのかについて書きます。
例えば建売住宅の情報を見たとします。当然この売主である不動産業者は、どこからか情報を仕入れてこの土地を購入し、区画割りをして住宅を建てて販売している訳です。
この土地情報は、どう調べてもネットには出てきません。
建売用地だけでなく、分譲マンション用地などもそうです。
いやいや、それは一般のユーザーが買えないような広い土地だから業者が買うしかないのでネットには載らないのでしょうと言われますが、それは間違いです。
最近のパワービルダーは広く優良な分譲用の土地がなくなっているので、一般のユーザーが求めているような50坪60坪の土地まで購入して、2区画に分けて建売住宅にしているではありませんか。
このような土地はネットに載る前に建売業者が買ってしまうので。一般の方が知らないところで成約することになります。
このように最近はユーザーが建売業者と競合して土地探しをしなければならない状況になっています。
このような中、どのようにしたらよい土地に巡り合えるか?そのようなお話をしてきました。