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親子リレーローンの注意点

40歳代で親と同居するために住宅新築をお考えの方からの相談。

親は現役で所得税をしっかり払っているので、親子リレーローンを利用して新築し住宅ローン減税を受けたいとのこと。

親子リレーローンのメリット・デメリットをお話ししました。

親子リレーローンは親と子が連帯債務者として1つのローンを返済する仕組みですが、大きな問題として将来の借り換えが困難になることが多いことが挙げられます。

親子リレーローンの借り換えの場合、親と子が同時に借り換えるので、そのときどちらか一方の融資条件が欠けてもできません。

年収が減った。退職した。転職して勤続年数が足りない。健康状態が悪くなった(団信に加入できません)。他の借り入れをした・・・などの理由で審査が通らないことがあります。(特に親の側がそうなるケースが多い)

今回のご相談者は、現在の低金利を享受するために変動金利型の住宅ローンでスタートするご意向ですが、将来金利が上昇してきたら固定金利型に借り換えたいとのこと。

そのようなご計画だと、そのころには親が融資条件を満たさなくなっていることが十分考えられます。ご注意ください。