同じような相談が続いたのでご紹介します。
住宅の新築や建て替えを検討し始めると、どうしても住宅展示場に行ったり、資料請求をしたくなりますが、その前にしておくことがあります。ご相談は、その「しておくこと」が未了でした。
どうしても業者さんと接触すると、自社のPRになったり他社の欠点を主張することになります。また最終的には自社で工事を請けたいので誘導されることになります。
そこで業者さんと接触する前に、ある程度どのような住宅に住みたいのか?その住宅でどのような生活をしたいのかを家族で意思統一しておく必要があります。
例えば、単に希望の間取だけ実現できれば良いと考えていたとしても、業者さんに耐震性は?省エネ性は?メンテナンス性は?設備は?と聞かれると、それも良いあれも良いとなってしまって、最終的によくわからない家になるということがあります。
そこで弊社の場合、家づくりに必要な要素をアンケート形式にしておき回答していただくことで、お客さがどのような希望を重視しておられるかを確認し、それに合ったハウスメーカー・工務店をご案内しています。
そうすれば他の要素を持ち出されて混乱することがなくなり、希望に近い住宅が出来上がります。
もちろん耐震性、省エネ性、メンテナンス性などの他の要素についても説明をしますが、弊社の場合、工事を請けるのが仕事ではないのであくまで客観的な情報提供を行うだけです。
ある程度情報を仕入れ、家族の意思統一ができた段階で、展示場に行ったり資料請求するなどして業者さんと接触すると、よりスムーズな家づくりができます。
もちろんその際にも、7月10日にご紹介した「担当者ガチャ」にならないようにご注意ください。