昨日の文春オンラインニュースで、大手不動産会社オープンハウスの欠陥住宅問題を取り上げていました。
並ぶ3軒のオーナーが一緒になってオープンハウス側と折衝するも、なしのつぶてで困っているという内容。
一部写真が掲載されていましたが、正直これを欠陥住宅と言うか?というものまで欠陥の例として挙げられていました。
住宅の第三者検査をしている立場からすると、これは日常茶飯事あることであって欠陥ではないと考えます。不注意とか横着とか手抜きとか、その範疇だと思います。
しかしオープンハウスの肩を持つわけではありません。直すべきはきちんと直してほしいと思います。
このニュースで教訓とするべきは、オープンハウス社だけでなく、ほとんどすべての建築現場で写真にあるような事態が見られるということです。不注意でも欠陥でも、普通の住宅に普通に存在しているということです。
本来なら建築中の現場をチェックして確認するのが良いと思いますが、少なくとも完成検査時には床下や天井裏を含めて、第三者に依頼して検査されることをお勧めします。