引渡日が書いてない売買契約書は危険

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引渡日が書いてない売買契約書は危険

所有する投資用ワンルームマンションを、不動産業者が買い取ってくれるというので、売ろうと思うがという相談。

売買契約書(案)を見ると、引渡日の欄が空欄になっています。

引渡日とは、残代金を買主から受け取って、マンションのカギを買主に渡し、所有権を移転する日のことです。

仮にこのまま契約書に調印するとどうなるのか?

引渡日がないのですから、いつ残代金をもらえるのかわかりません。

半年経っても1年経っても、買主が何とも言って来なかったら?

しびれを切らしてこちらから契約解約を申し出ると、買主からは契約違反による解除だと主張され、一般的には売買価格の20%の違約金を請求されるとともに、仲介業者が入った取引であれば仲介手数料も払うことになります。

最近投資用マンションを買った後に、思っていたより儲からないとわかり、売却したいと考えるオーナーさんが多いことに目を付け、引渡日が書かれていない売買契約書で調印させ、違約金等を払わせる手口が横行しているようです。

弊社住宅相談センターにご相談いただいたので、引っかからなくて済んだようです。