買った土地の中からコンクリート片が大量に出た

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買った土地の中からコンクリート片が大量に出た

土地を買って住宅を新築しようとしたら、地中から大量のコンクリート片が出て来た。どうなるのでしょうか?という相談。

このような場合、売買契約書にどう処理するかが書いてあるはずなので、それに従って処理することになります。

条項には、契約不適合責任があった場合、買主から申し出て、売主に対し修補に代え又は修補とともに損害賠償を請求することができると書かかれていました。

これに従えば、売主が責任を負うことになります。

このコンクリート片は、調べてみたところ戦時中の軍隊が残したものらしいのですが、仲介した業者が調査しても発見することはできなかったと思われます。

今後土地を購入する場合、地中にコンクリート片や産業廃棄物、地盤補強工事の跡などがあると、建物を建てることができない恐れがあります。

したがって売買契約書には、契約不適合責任を売主が負うと入れてもらう必要がありますし、地中埋設物は撤去してもらうことを明記する必要があります。

特に地盤補強工事(表層改良・柱状改良・鋼管杭など)は、40年ほど前から一般的に行われるようになったので、多くの建物が建っていた土地の地中にあると考えられます。

住宅相談センターは、弁護士などと連携して安心できる売買契約書になっていえるかどうかをチェックしています。