資材費や人件費の高騰、省エネ基準の義務化などによって、住宅の建築費が上がっています。この傾向は今後も収まることはないと考えます。
例えば住宅展示場に出展しているような大手ハウスメーカーの標準的な坪単価は、高いところで100万円、安いところでも85万円程度になっており、オプションを加えると更に高くなります。
これを受けて、一般的な施主様は大手ハウスメーカーを断念し、価格的に2番手の工務店に流れているようです。
弊社に寄せられる相談も、このゾーンの工務店に関するものが増えています。
今までそれほど多くの住宅を建築してこなかった工務店が、急に受注を伸ばし工事件数を伸ばしたのですから、工事に無理が生じるのは自然な成り行きです。
そこで弊社への着工後のトラブル相談が増えています。
かなり深刻なご相談もありますが、残念ながら弊社はトラブル解消の会社ではありませんので、できることは限られてしまいます。
そうならないために、是非工事開始前にご相談いただき、工事中の第三者検査=住宅診断をご依頼いただくことをお勧めします。
完成してからでは大部分は見られません。
工事期間中に第三者の目でチェックする住宅診断のご利用をご検討ください。