住宅ローンを利用して住宅を新築する場合、火災保険に加入することが条件となることがほとんどです。
ところが近年の災害の多発によって、火災保険を引き受ける保険会社にとって火災保険はお荷物商品になっており、赤字の元凶と言われています。
そこで間もなく火災保険料の値上げが予定しているようです。値上げとは、保険料事態の値上げのほかに、保険金支払いの対象範囲を狭める「ステルス値上げ」も含まれています。
先日ご相談いただいたお客様の火災保険は、10年一括支払いで来年満期を迎えるものでしたので、早ければ今年の10月に予定される値上げの前に、現在の保険を解約し、現状の保険で5年一括契約で加入することを検討してはどうかと申し上げました。
すべてのケースでメリットがあるとは言えませんが、保険会社に相談して見積書を出してもらうのは良いと思います。
その際、見積額だけでなく、保障対象範囲を確認することも忘れないでください。