今週の週刊エコノミストは『最強のマンション購入術』という特集を組んでいます。

東京都心を中心にマンション価格が新築も中古も高値圏にある中、マンションの購入方法やリノベーションの注意点などが書いてあります。

都心に限らず、これからマンション購入を検討されている方には参考になると思います。

内容としては、高値圏にあり一般の方が買えない価格帯になっているが、今後もその傾向は続くと書いています。

その理由として、土地価格はコロナ禍前のように、復活したホテル業界との争奪戦になって高止まりするし、建築費は資材の高騰は止まったものの人手不足は解消されないので、こちらも高止まりする。

分譲会社も、今は体力がある会社しか残っておらず、急いで売らないといけない会社は少ないので売り惜しみしている。

以上から考えて、今後もしばらく高値圏は続くと結論付けています。

また私が主張しているように、不動産価格は定期的に好不調の波を経験してきたので、今後は下落すると考える人がいるが、今の状況を考えると、そうならないだろうとまで書いています。

今後価格がどう推移するかわかりませんが、ただ言えることは、記事にも書かれているように、今マンションを買っている人の多くが投資家だということです。

いわゆるエンドユーザーは少数派で、実際に住んでいる人は少ないという事実。

これはすでに実需を超えた価格になっていることを証明しています。

投資家マネーがどこまで続くか？経済の変調に敏感なマネーだけに、いつまでも続くとは考えにくいと考え、２０２４年あたりが価格のピークになると予想します。

それを踏まえて、価格に関わらず住まいが必要な方は購入されても問題ないでしょう。